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平成27年外食産業市場規模推計について

外食産業の市場規模

 一般社団法人 日本フードサービス協会は、平成27年(暦年)の外食産業市場規模を推計した。平成27年の外食産業市場規模は、年初に異物混入問題の影響があったものの、その後比較的堅調に推移し、1人当たり外食支出額の増加、訪日外国人の増加、法人交際費の増加傾向などにより、前年比2.2%増加の25兆1816億円と推計され、4年連続での増加となった。

 部門ごとの市場規模の推定については以下の通りである。

Ⅰ.給食主体部門

 飲食店、宿泊施設、社員食堂、病院給食などを含む「給食主体部門」の市場規模は、市場規模全体の79.5%を占め、20兆181億円と、前年より2.3%増加した。

 (1)営業給食

 「給食主体部門」のうち、飲食店、宿泊施設などの「営業給食」の市場規模は、全体の66.0%を占め、16兆6249億円で、前年より2.5%増加している。

 ①「飲食店」の市場規模は、前年より2.1%増加し、13兆4965億円となった。内訳をみると、ファミリーレストランや一般食堂、専門料理店等を含む「食堂・レストラン」(対前年増減率2.7%増)、「そば・うどん店(立ち食いそば・うどん店を含む)」(同5.8%増)、回転寿司を含む「すし店」(同1.5%増)は増加したが、「その他の飲食店(ファストフードのハンバーガー店、お好み焼き店を含む)」(同5.5%減)は減少した。

 ② ホテル、旅館での食事・宴会などの「宿泊施設」の市場規模は、引き続き訪日外国人のインバウンド需要などが好調で宿泊者数が増え、前年より4.6%増加した。

 (2)集団給食

 「集団給食」の市場規模は、全体の13.5%を占め、3兆3932億円と、前年より1.3%増加した。

 ①「学校給食」(主として小学校、中学校等の給食で、大学の学生食堂は含まない。)は、実施回数、給食単価の増加上昇傾向から、前年より2.2%増加した。

 ②「事業所給食」は、給食単価上昇などから、「社員食堂等給食」は1.5%、「弁当給食」は1.4%、ともに増加した。

 ③「病院給食」は、国民医療費が増加傾向であるが、入院時食事療養費の医療費に占める割合は減少傾向であるため、前年並み(0.0%)となった。

 ④「保育所給食」は、保育所の在所者数の増加傾向などから、前年より2.0%増加した。

Ⅱ.料飲主体部門

 「料飲主体部門」の市場規模は、全体の20.5%を占め、5兆1635億円と、前年より1.9%増加した。

 ①「喫茶店」は、前年より3.2%増加し、1兆1270億円となった。

 ②「居酒屋・ビヤホール等」は、前年より2.8%増加し、1兆672億円に、「料亭・バー等」は、前年より1.2%増加し2兆9693億円となった。

Ⅲ.料理品小売業の市場規模

 持ち帰り弁当店や惣菜店などの「料理品小売業」の市場規模は、7兆1384億円で、前年より5.4%増加した。

Ⅳ.広義の外食産業市場規模

 外食産業市場規模に、「料理品小売業(重複する弁当給食を除く)」の市場規模を加えた「広義の外食産業市場規模」は、31兆7869億円で、前年より2.9%増加した。

平成26度部門別市場規模

また、平成23年から平成25年まで過去3年間の部門ごとの実数、対前年増加率並びに構成比については以下の通りである。


部門別市場規模(過去3年間)


一般社団法人 日本フードサービス協会



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