外食産業の市場規模
公益財団法人食の安全・安心財団は、平成25年(暦年)の外食産業市場規模を推計した。平成25年の外食産業市場規模は、景気回復基調の中、世帯1人当たり外食支出額や、法人交際費の増加が予想されること等から、前年比2.9%増加の23兆9046億円と推定され、2年連続での増加となった。
部門ごとの市場規模の推定については以下の通りである。
1.給食主体部門
飲食店、宿泊施設、社員食堂、病院給食などを含む「給食主体部門」の市場規模は、市場規模全体の79.8%を占め、19兆706億円で、前年より2.6%増加した。
(1)営業給食
給食主体部門のうち、飲食店、宿泊施設などの「営業給食」の市場規模は、全体の65.9%を占め、15兆7575億円で、前年より3.3%増加した。
(2)集団給食
学校給食、事業所給食、病院給食や保育所給食などの「集団給食」の市場規模は、全体の13.9%を占め、3兆3131億円で、前年より0.2%減少した。
2.料飲主体部門
喫茶店、居酒屋・ビヤホールなどを含む「料飲主体部門」の市場規模は、全体の20.2%を占め、4兆8340億円で、前年より2.5%増加した。
(1)「喫茶店」は、1兆602億円で、前年より4.0%増加した。
(2)「居酒屋・ビヤホール等」は、1兆96億円で、前年より3.2%増加。「料亭・バー等」は、前年より4.1%増加し2兆7642億円と推計された。
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