外食産業の市場規模
平成24年(暦年)の外食産業市場規模は、一昨年3月の東日本大震災の反動により世帯1人当たり外食支出額が増加したことや、同じく法人交際費等の下げ止まりが予想されること等から、前年比1.5%増加し、23兆2386億円と推定された。
各部門ごとの市場規模の推定については以下の通りである。
1.給食主体部門
飲食店、宿泊施設、社員食堂、病院給食などを含む「給食主体部門」の市場規模は、市場規模全体の80.0%を占め、18兆5865億円で、前年より2.1%増加した。
(1)営業給食
給食主体部門のうち、飲食店、宿泊施設などの「営業給食」の市場規模は、全体の65.5%を占め、15兆2274億円と前年より2.5%増加した。
(2)集団給食
「集団給食」の市場規模は、全体の14.5%を占め、3兆3591億円と前年より0.5%増加した。
2.料飲主体部門
喫茶店、居酒屋・ビヤホールなどを含む「料飲主体部門」の市場規模は、全体の20.0%を占め、4兆6521億円と前年より1.1%減少した。
(1)「喫茶店」は、1兆197億円で前年より0.1%増加した
(2)「居酒屋・ビヤホール等」は、9780億円で前年より1.5%減少した。
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